月のしずく

命盤と現実を重ねて見えたこと ―化忌の重なりと心身のサイン―

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命盤と現実を重ねて見えたこと ―化忌の重なりと心身のサイン―

命盤と現実を重ねて見えたこと ―化忌の重なりと心身のサイン―

2026/09/21

大阪で紫微斗数の鑑定をしていると、命盤と実際の出来事を照らし合わせることで、見えてくるものがあります。

以前、心身の不調で休職されている方の命盤を拝見しました。その方は、生年化忌が父母宮に入っていました。

父母宮は、両親との関係だけでなく、目上の人や上司、組織との関係も表す宮です。ここに化忌があることから、上司など目上の人との摩擦に悩みやすいと考えられます。実際、その方は入社当初から目上の人との関係に苦しんでいました。

また、父母宮の向かい側(対宮)は疾厄宮です。父母宮の生年化忌は、向かい合う疾厄宮にも影響するため、心身の不調にも気をつける必要があります。

不調が出始めたのは今年に入ってから。休職された時期には、大限と太歳の両方で、疾厄宮に化忌が重なっていました。

生まれ持った命盤だけを見て「心を病みやすい人」と決めつけることはできません。けれどこの方の場合、生年化忌が向かいの疾厄宮に影響しているところへ、大限と太歳の化忌も重なったことで、今年はとくに心身に注意が必要な時期だったと考えられます。

お話を伺うと、ご本人はとても優しく、受け止める力の大きな方でした。周りの言葉や感情を受け止めながら、自分のつらさは後回しにして、長いあいだ無理を重ねてこられたことが見えてきました。

休職も、運が悪かった結果とは限りません。これ以上無理を続けないために、いったん環境から離れて心身を守る必要があった時期とも考えられます。

疾厄宮に化忌の影響があるときは、心身に何らかの不調が出やすい可能性を考えます。さらに、生年・大限・太歳の化忌が重なる時期には、不調の度合いや負担の大きさにも注意が必要です。

負担が重なりやすい時期を前もって知っておけば、無理を続けない、早めに休む、環境や人との関わり方を見直すなど、心と体を守るための手を打てます。起こりやすいことを事前に知り、深刻になる前に気をつけて、負担を避けたり軽くしたりするために役立てる。私は、そのために命盤を活かしたいと思っています。

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